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Press Release

ハイブリッド手術室、MaquetとGEヘルスケアがハイブリッド手術室分野での協力を発表

May 29, 2015

*本報道資料は2015年4月15日にドイツにて発表されたプレスリリースの意訳版です。
Maquet(ドイツ ラシュタット)とGEヘルスケア(英チャルフォントセントジャイルズ)は、2015年4月、新たな適応性のある血管X線撮影装置を組み合わせたハイブリッド手術室ソリューションを共同開発中であることを発表しました*1。外科手術と、カテーテルによるインターベンションのためのこの統合システムは、血管X線撮影装置であるDiscovery IGS 730(GE)とマグナス手術台システム(Maquet)で構成されます*2。両社は、4月28日から5月1日にかけてロンドンで開催されたチャリング・クロス国際シンポジウム2015において、両社の当該統合ソリューションを初公開しました。
 *1: これは協力発表であり、当該統合ソリューションはまだ販売可能となっていません。
 *2: 日本での薬事は未承認です。

効率的利用のための多目的ソリューション
高精度画像技術に加え、Discovery IGS 730の際立った特徴は、その独特の可動性にあります。レーザーガイド下の可動性ガントリーで、医療チームに十分な患者アクセスをもたらせるためにあらかじめ設定したポジションに移動、退避することができます。Discovery IGS 730は、手術室内で縦横自在にカスタマイズ可能な固定場所を実現し、左右どちらのアクセス処置中でも優れた患者アクセスを実現します。その可動設計により、ラミナーフローやブームといった天吊り物の埋め込みにおける融通を向上させることができます。Discovery IGS 730は、高品質の血管X線撮影装置が持つすべての特性も備えています。質の高い2D画像、3D回転アンギオグラフィおよびマルチモダリティの3Dフュージョンにより、低侵襲性治療を実現します。
マグナス手術台は、外科医とインターベンション医の多くのの要求を満たす本格的な多目的手術台です。これには「フローティング」機能があるため、カテーテルによるインターベンションの手技の間、迅速かつ精密な移動が可能となります。多様なテーブルトップからの選択により、外科手術のための診断・治療手段のさらなる拡大が可能となります。
Discovery IGS 730のガントリーの可動性とマグナス手術台システムの患者位置決め性能とを組み合わせることで、多くの専門分野にわたる外科的インターベンションに手術室の使用が可能となることが期待されます。さらに、ハイブリッド手術室は、テーブルトップがユニバーサル型であるため、通常の手術室のプログラムにおいても使用することができ、高い設備稼働率が病院にもたらされます。
「Maquetの手術台は、ハイブリッド手術室における医療の幅を広げます。この手術台は、外科とインターベンションのほぼすべての専門分野のニーズに適合すべく容易に使用できる先進的な撮像能力と順応性の高い固定位置を実現させるGE独自の可動性ガントリー技術を引き立たせるでしょう。このソリューションは、手術室が確実に使われるようにし、病院がそのサービスを拡充してより多くの患者と医師を惹き付けることを可能にするはずです。」GEヘルスケア、インターベンション部門グローバルジェネラルマネージャーのChantal Le Chatは、このように述べています。

ハイブリッド手術室(をメジャーに)のトレンドセッター
「当社がGEヘルスケアと協力することによって、関係者全員にいくつかの相乗効果がもたらされました」と、MaquetGmbH サージカルワークプレイスの社長、Markus Medartは付言します。「MRと組み合わせたハイブリッド手術室の分野におけるこの素晴らしい協力関係は2000年に始まりましたが、この共同開発は、国際市場において手術室用のトータルソリューションを提供するグローバルマーケットリーダーとして当社の地位を高めるという点で更なる節目となります」。 Maquetは、この数年でも約500もの統合システムの実績を持ちます。複雑なプロジェクトの企画に加え、ハイブリッド手術室に関するMaquetのポートフォリオには、その独自の開発および上記プロジェクトの実現に必要な生産ユニットや、モジュール式手術室用ウォールVARIOP、手術用照明器、シーリングサプライユニット、麻酔システム、人工心肺装置からORインテグレーションまでの様々な製品が含まれます。

GEヘルスケアについて
GEヘルスケアは、より多くの人々に身近で質の高い医療をお届けするため、先進的な医療技術並びに医療・研究機関向けの各種サービスの開発・提供にグローバル規模で取り組んでいます。世界が直面する困難な課題解決に取り組むGEのヘルスケア事業部門として、画像診断機器やソフトウェア開発、ヘルスケアITをはじめ、生体情報モニター、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)、創薬、バイオ医薬品、医療機関の経営支援まで、幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、患者さんに高品質でより安全な医療を提供することを支援しています。
詳細については http://newsroom.gehealthcare.com をご覧ください。

Maquetについて
病院や医師の信頼できるパートナーとなって175年を超えるMaquetは、医療装置に関して世界のリーダーとなっています。Maquetは、病院内の重症患者エリア(手術室、ハイブリッド手術室、カテーテル検査室、集中治療室(ICU)等)および患者の病院内移送、病院間搬送のための革新的な医療ソリューションと医療インフラ機能を提供します。さらに、Maquetは、質の高い製品とサービスを統合するために、顧客、生産技術者、設計者と緊密に連携し、近代的病院の期待を上回るスマートで持続可能なルームコンセプトを開発します。ドイツのラシュタットに本社を置くMaquetは、スウェーデンの上場企業であるGetinge Group ABの最大子会社です。Maquetは2013年、Getinge Groupの年間売上高29億ユーロの半分超に相当する15億4,000万ユーロの売上高を生み出しました。Maquetは、6,550人の従業員を擁し、40を超える国際的な販売・サービス組織を置き、300を超える販売パートナーから成るネットワークを展開しています。
Maquet |The Gold Standard.
詳細はこちらをご覧ください。 www.maquet.comwww.getingegroup.com

<お問い合わせ先>
GEヘルスケア・ジャパン(株) コミュニケーション本部 ブランチャード/松井
Tel: 0120-202-021
 


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