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Press Release

【GEヘルスケアと大阪大学】日本のライフサイエンス(生命科学)領域の将来のリーダー育成のために連携

August 20, 2013

 
~GEヘルスケアのスウェーデン研究開発拠点でのインターンシップ開始~
 

*本報道資料は8月19日にスウェーデンで発表されたプレスリリースの意訳版です。

GEヘルスケアは、日本のライフサイエンス(生命科学)領域のリーダー育成を目的とした大阪大学 「生体統御ネットワーク医学教育プログラム」*1 からの海外インターンシップ生の受け入れを、本日より開始すると発表しました。インターンシップ受け入れの目的は、バイオ医薬品の研究・製造に関してGEヘルスケアが持つ最先端の研修ノウハウと技術を学生に提供することで、日本における当該領域の将来の成長を支援する一助とすることにあります。本連携は、文部科学省による学位プログラムとして大阪大学が提供する大学院教育の一環であり、日本におけるライフサイエンスの研究者育成援助のためにGEヘルスケア・ジャパンが2013年に開講した「Life Sciences Academy(LiSA)」*2 の教育戦略とも合致するものです。生体統御ネットワーク医学教育プログラム大学院生14名から選考された4人が、2013年8月19日より9月6日までの3週間、GEヘルスケアがウプサラ(スウェーデン)に置くライフサイエンス領域の研究開発拠点にて研修を受けます。

GEヘルスケアの拠点でのインターンシップで、学生たちは、研究開発ラボラトリーでの日々の研究生活を経験し、GEヘルスケアの研究者、エンジニアと緊密に連携することになります。また、GEヘルスケアの先進のバイオプロセス技術について総合的なトレーニングを受け、さらにラベルフリーテクノロジーのBiacore™ (ビアコア)およびMicroCal™ (マイクロキャル)を用いたタンパク質相互作用解析や、クロマトグラフィーシステムÄKTA™ pure (アクタピュア)による研究スケールのタンパク質精製を経験します。

GEヘルスケアのライフサイエンス事業部にてBio-Analysis Systems関連の研究・開発トップを務めるAnders Fält (アンダース・フォールト)は、次のように述べています。「この度の大阪大学との共同プログラムは、当社の持つ知識や専門技能を共有すると同時に、ライフサイエンス分野における未来の研究者や製造の専門家を育成する素晴らしい方法です。プログラムを通して、GEヘルスケアの最新技術と実際の業務に触れる機会を提供することで、日本の一流大学の有能な学生の皆さんがライフサイエンス分野での未来のリーダーになるようサポートできることを嬉しく思います。」

さらに、生体統御ネットワーク医学教育プログラムのコーディネーターを務める大阪大学大学院医学系研究科、竹田潔教授は、次のように語っています。「このプログラムは、生命科学を志す若き科学者たちが、将来、産学官に関わらずグローバルな共同研究で積極的にリーダーシップをとれる人材に育つよう、教育することを目的としています。GEヘルスケアがウプサラに置く研究開発センターでのインターンシップにより、大学院生たちが貴重な経験を得るものと確信しています。GEヘルスケアと大阪大学とが連携して進めるこのプログラムは、今までの日本の教育システムでは不可能だった産学連携プログラムです。この連携が、産業界と学界の関係を次世代に向けて強化し、難治性疾患の克服に向けた先進医療の発展に寄与することを願っています。」

また、学生たちは、著名な免疫学者である宮坂昌之特任教授の指導の下、ヨーロッパ最大級の医学系教育機関であるカロリンスカ研究所を訪れ、SciLifeLabの研究者たちとも対面する予定です。

注1:大阪大学「生体統御ネットワーク医学教育プログラム」(IPBS)
将来グローバルな共同プロジェクトで難病に効果的な治療法を開発する研究者を養成することを目的とした教育プログラム。最先端の学際領域に詳しい科学者と大学院生が触れ合えるよう、学界(医学系研究科・薬学研究科・工学研究科・生命機能研究科・理学研究科・歯学研究科)のみならず産業界からも研究者を結集しています。
http://www.stn.osaka-u.ac.jp/index.html

注2:Life Sciences Academy(LiSA)
GEヘルスケア・ジャパン株式会社が運営する、ライフサイエンス研究者の成長と技術発展を支援する総合ソリューション。実験技法の基礎知識・実践的な実験手技の習得をはじめとした一人一人のスキルアップから、意見交換・交流の場を通じた研究者同士のネットワークづくりまで、「学ぶ」「つながる」「創る」「拡げる」をキーワードに、地域、時間、分野の壁を超え、人と技術の成長を加速することを目的に開講。生命科学の解明や医薬品の開発・研究スピードを加速することで、ライフサイエンス業界の発展に一段と貢献することを目指している。詳しくはこちらをご覧ください。
www.gelifesciences.co.jp/hot_news/science_program/lisa.html
* Life Sciences Academyは、GEヘルスケア・ジャパン株式会社の登録商標です。

GEヘルスケアについて
GEヘルスケアは、より多くの人々に身近で質の高い医療をお届けするため、先進的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスの開発・提供にグローバル規模で取り組んでいます。世界が直面する困難な課題解決に取り組むGEのヘルスケア事業部門として、画像診断機器やソフトウェア開発、ヘルスケアITをはじめ、生体情報モニタ、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)、創薬、バイオ医薬品、医療機関の経営支援まで、幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、患者さんに高品質でより安全な医療を提供することを支援しています。

GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスを提供しています。医療用画像診断からライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現に向けて、国内外の医療・研究施設を中心に革新的な製品やサービスをお届けしています。主要取扱製品は、CT(コンピューター断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置、医療用画像ネットワーク、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)、生体情報モニタ、液体クロマトグラフィー装置、細胞解析装置。2013年4月1日現在の社員数は2,100名、国内の事業所数は55カ所。
ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp )。

本発表文の公式バージョンはオリジナル言語(英語)版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 ブランチャード美津子


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