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Press Release

GEがオリンピックスポンサー10周年、2006年以降の開催都市へのインフラ売上高が15億ドル超に

August 24, 2016
  • 2006年以降でGEは1,000件以上のインフラプロジェクトを完了、2016年リオ五輪では180件以上

  • 2016年リオ五輪の全会場でGEのテクノロジーを採用

  • 永続的な貢献をおこなうためにGEはインフラ・レガシーギフト・プログラムを実施

 

本リリースは8/17、8/22にブラジル・リオで発表されたプレスリリースの抄訳です。 

ブラジル、リオデジャネイロ―2016年8月17日―2006年よりオリンピックのワールドワイド・パートナーを務めるGEは本日、過去10年間のオリンピック関連のインフラ売上高が15億ドルを超えたと発表しました。GEはこの間、開催国、開催都市、組織委員会と密に連携し、オリンピック大会の各会場、ポリクリニック(総合診療所)、周辺の商業ビルに関する1,000件以上のインフラプロジェクトを実行しました。開催都市のインフラを改善、および最新鋭のヘルスケアを出場選手に提供し、持続可能なオリンピック大会を作り上げるという、組織委員会の目標達成を支援するための各種のテクノロジーを提供しています。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は次のように述べています。「リオの大会は多くの点で象徴的なオリンピック大会でした。オリンピックパートナー企業は大会を運営するために重要な役割を果たし、GEもまた大会を成功させるために重要なインフラ技術を提供する点において、その役割を実行してくれました」
「オリンピックのあらゆる施設でGEの技術が用いられました。また開催都市の人々に大会後も残るレガシーも提供してくれました。ブラジルのカヌー・カヤック協会への協賛がおこなわれることによって、この競技で初となるメダルをブラジルにもたらすことができたのも喜ばしいニュースでした。こうしたさまざまな理由でオリンピック・ファミリーの一員であるGEの、オリンピック・ムーブメントのための継続的なサポートと情熱にお礼を申し上げます」
GE副会長のジョン・ライスは次のように述べています。「これまでIOCおよび開催国の組織委員会と連携し、6つの開催都市でオリンピックのための医療、エネルギー、電力、水道、照明の幅広い重要なソリューションを提供してきたことに、私達は誇りを持っています。2016年のリオ五輪は、将来の世代のための持続可能なオリンピックのレガシーをさらに強化する素晴らしい大会となりました。韓国と日本で行われるオリンピックがこのレガシーをさらに活かした大会となるよう、既に両国と協力を進めています」
当社のテクノロジーは2016年リオ五輪の全会場で採用されています。GEが設立したCurrent(カレント)を通じ、オリンピックの開会式と閉会式が開催された有名なマラカナン・スタジアムを含む各競技場と重要な会場の20万個以上にわたり、最新鋭の照明機器を提供しています。
国際放送センターでは、世界中の何十億人もの視聴者が楽しむ試合会場からの生中継を確実に行うために、当社は送配電と電力の維持を行っています。センターの運営に使われるエネルギーはすべて当社のシステムによって送られ、3,000台以上の無停電電源(UPS)ユニットが放送期間中にわたって冗長性と信頼性を確保します。
オリンピックの成功に欠かせないのは、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮し質の高い競技を実現できるように、世界クラスの医療を提供することです。GEはオリンピック総合診療所で、MRI、X線装置、超音波診断装置などさまざまなデジタル画像装置を含む先進的な医療画像技術をスポーツ専門医に提供しています。
IOC医事部長のリチャード・バジェット博士は次のように述べています。「総合診療所はオリンピックにおける医療提供の要です。開催期間中、世界中から来たすべての人が信頼を置く高いレベルを備えた、迅速かつ極めて正確な医療・診断サービスを提供します。この信頼があるからこそ、サポートスタッフもアスリートもベストを尽くせるのです」
2016年には初めて、オリンピックの全アスリートがGEによる電子カルテ(EMR)を使用できるようになり、一層効率的な治療を受けられるようになりました。この設備によって医師とトレーナーは出場選手の診断・回復計画をより早く正確に策定できます。GEの設備はこれまでに、MRI、X線装置、超音波などで1,000枚以上の画像を生成し、システムで4,000件のカルテを作成して、全参加国のアスリートの迅速な診断と治療を支援してきました。
2016年リオ五輪では、GEは海外ネットワークも活用しています。オリンピックの成功を支えるインフラの一部を構成するテクノロジーを設計・製造・納入するために5,000人以上の従業員が携わりました。これらの従業員とテクノロジーはブラジルから米国、ハンガリー、インド、中国、スイスにまで及んでいます。
2016年リオ五輪のレガシー:オリンピックへの貢献の一環として、また持続可能なレガシーを残すために、GEはリオデジャネイロ市とその市民に3種類の施設へ次のようなギフトプログラムを行いました。この「贈り物」は、リオ最大の市民公園でありオリンピック期間中はセーリングと自転車競技の会場となるフラメンゴ公園、リオ中心部の歴史的な地域であるラパ地区など、重要な公共空間のためのより効率的な照明装置という形で提供されます。通信管理技術を備えたLEDフットライトと車道設備は50~78%の省エネで電力消費量を削減し、リオ市によるメンテナンスの効率性を改善します。
GEはこうした照明機器の寄贈のほか、市民の治療を行い、南米で2番目に大きな救急センターを運営するリオのソウザ・アギアル中央市民病院の医療技術を変革しています。ここでは月に平均7,500人の患者を治療し、600件の手術を行っています。効率性を向上させ、手術件数を増やし、放射線量を減らして患者の安全性を改善するために、GEは設置されている古くなった手術・診断画像システムを入れ替え、新たな放射線科へと刷新させました。この設備によって、より多くの患者をより迅速に治療できるほか、実施する手術の数を30%増やすことができ、また患者の待ち時間を短縮できます。
 


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