出力・発電効率向上で燃料費を大幅削減
GEパワーは本日、東京電力フュエル＆パワー株式会社の横浜火力発電所8号系列第2軸のガスタービン交換工事を終え、2015年3月から実施してきた同発電所7号系列・8号系列の合計8基の全てのガスタービン交換工事完了を発表しました。
この工事はガスタービンを9F.01から9F.03に取り替える他、燃焼器システム、制御装置をアップグレードするもので、これらの改良によりコンバインドサイクル発電１軸あたり定格出力は350MWから377MWに増加します。また、発電効率も54.1%から55.8%と向上し、１軸あたり年間約10億円の燃料費削減が可能となります。さらに、二酸化炭素排出量も１軸あたり年間約３万トン削減が見込まれているため、7号系列・8号系列の8軸全て交換することで燃料費は年間約80億円削減、二酸化炭素排出量は年間約24万トン削減がそれぞれ見込まれます。
今回の工事完了について、GEパワー ジャパン プレジデントである堀江渉は次のように述べています。「東京電力フュエル＆パワー・横浜火力発電所の燃料費の大幅削減と出力増を同時に実現しつつ、環境性能も向上する過去最大規模となる8基のガスタービン交換工事が、予定どおり無事故で完了できたことを心より喜ばしく思います。」「今後ともGEは性能向上とライフサイクルコスト削減を可能とする投資対効果に優れたソリューションをお客様に提案し続けてまいります。」
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