GE、家電事業をハイアールに54億ドルで売却合意

*本内容は、2016年1月15日米国で発表されたプレスリリースを翻訳したものです。

【コネチカット州フェアフィールド】2016年1月15日 -GEは本日、青島ハイアールに54億ドルにて家電事業を売却する契約書に合意したことを発表しました。本件はGE、ハイアールそれぞれの取締役会にて承認をされており、今後、クロージングに向けて、ハイアール株主、規制当局の承認などを得、2016年中旬までの完了を目指します。

GE会長兼CEOジェフ・イメルトは以下のように述べています。「ハイアールへの家電事業売却が発表でき、グローバル規模で家電事業の成長が確固たるものにできることを嬉しく思います。」「GEアプライアンスは業績も順調で多くの企業から大変な注目を集めていました。この結果、GEの株主やカスタマー、そして社員にとってより多くのメリットをもたらすことができました。」

今回の売却額は、GEアプライアンスにおける過去12か月のEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)の10倍になり、また決算時1株あたり約$0.2の税引き後利益を生み出すことが予想されます。GEは2016年における事業再編にてこの利益を相殺することを予定しています。詳細については1月22日におこなう第4四半期・決算発表にて説明します。 本取引の一部としてGEは、ハイアールにGEアプライアンスブランドの使用権を長期的に提供する合意を交わしました。なお、GEアプライアンス本社は米国ルイビルにて変わりません。

イメルトは以下のように続けます。「私たちはアプライアンス事業のこれまでの歴史と業績には誇りをもっています。ハイアールは企業買収およびブランド管理において素晴らしい実績があり、事業の成長にフォーカスした投資をこれからもおこなうことで、米国で製造事業を確立し、イノベーションの創発、新製品導入を推進するでしょう。 また全体戦略のなかでブランド管理に重要な位置付けをしています。一方、GEアプライアンスは、優れた製品と製造設備、また優れた人材をハイアールに提供します。今後私たちはハイアールとともにGEブランドを中国で築く機会があると考えています。」

ハイアールグループ・会長兼CEO、Zhang Ruiminは以下のように述べています。「ハイアールとGEの両社はともに同じビジョン、イノベーションを重視する価値を共有し、高品質のカスタマーサービスや製品開発をおこなう企業です。」「今回の買収は、ハイアールがイノベーションに対する基盤をグローバルで築こうとする意思との表れです。また買収によって、ハイアールとGEアプライアンス両社にメリットをもたらし、あらゆる関係者により高い価値を提供することができるのです。ハイアールは米国への投資をお約束します。加えてハイアールとGEは、さらなるビジネス機会のため、新たなコラボレーションを検討しています。そのため、インターネット時代における新たな市場認識を共通理解として有する、包括的かつ戦略的なアライアンスを締結します。」

GEとハイアールは、長期的な戦略的パートナーシップを締結したことも発表し、両社は今後、インダストリアル・インターネット、ヘルスケア、アドバンスド・マニュファクチャリング(高度製造技術)の領域で協力関係を築きます。GEはハイアールの製造工場の生産効率向上に向けて支援し、一方、ハイアールはGEのPredixプラットフォーム導入をサポートします。また両社は中国における消費者向けの健康増進活動が活発になるように協力して取り組みをおこないます。

ゴールドマンサックスはGEにファイナンシャルアドバイスを提供し、シドリー・オースティンLLPはリーガルアドバイザーをつとめます。

 

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