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Press Release

GE、米国のコンバインドサイクル発電プロジェクトに向けた世界最大かつ最高効率のHクラスのガスタービンをExelonより受注

October 14, 2014
  • 受注額は総額5億ドル超におよび、受注内容は7HAガスタービン4基、D600スチームタービン2基、発電機6基および関連サービス
  • GE最大である60ヘルツのHクラスのガスタービンは、業界最高の発電量と効率を誇る
  • GEのHクラスのガスタービンは高度な冷却技術を用いており、Fクラス技術に比べて発電コストが抑えられ、かつ二酸化炭素排出量も減少
  • GEは2014年にHAガスタービンの製造を開始し、50Hz、60Hzの機種をあわせ、これまでに日本を含めた4カ国で13ユニットを受注

 

*本資料は世界で配信されたGEリリースを抄訳としてご紹介するもので、当内容は9月29日に配信されました。
 

【2014年9月29日 ニューヨーク州・スケネクタディ】GE(NYSE: GE)は、米国最大の電力会社であるExelon(NYSE:EXC)からウルフ・ホロウ(Wolf Hollow)およびコロラド・ベンド(Colorado Bend)におけるコンバインドサイクル発電プロジェクトに利用する7HAガスタービン4基、D600スチームタービン2基、発電機6基と長期保守契約を受注したと発表しました。本件の受注額は総額5億ドルを超え、日本、フランス、ロシアに続き、GEの最高効率HAタービンの米国初の受注となります。

GEがExelonに供給するのは4基の7HAガスタービンで、世界最大かつ最高効率の60Hz用です。スチームタービンと発電機を組み合わせて使用することにより、合計2,000MWの発電量が追加されることになります。このガスタービンを利用するコンバインドサイクル発電所は、ダラス近郊のウルフ・ホロウとヒューストン近郊のコロラド・ベンドにあるExelonの敷地に建設予定で、機器の出荷は2016年、発電所の稼働は2017年を見込んでいます。これによりExelonは、発展するテキサス経済により多くの電力を競争力ある価格で供給できるようになります。

Exelon Generationの社長兼CEOであるKen Cornewは、「ExelonはGEとの長期的関係の継続を歓迎しており、今回の発表で業界最高水準、天然ガスによる電力を追加供給できます。当社は、開発計画を継続する中で、発電量も効率も高いGEのHクラス技術を利用して、安定した電力を低価格で顧客に提供できるようになります」と述べています。

7HA.02ガスタービンの発電量は、ユニットごとのコンバインドサイクル発電効率が実質61%以上の330MWです。燃料を電力に変換する過程が他より安定している上、クリーンでコスト効率が高いとして業界最高水準を誇っています。燃料費も、Fクラス技術と比較すると、ガスタービン1基につき年間800万ドル以上が節約されることになります。さらにHAガスタービンはモジュールによって組み立てる特徴があるため、据付期間を短くすることができ、これは技術者が不足しているテキサスでは好都合と言えます。

GEパワー&ウォーター、発電機器部門の社長兼CEOであるVictor Abateは、「当社は、費用効率の最も高い方法で消費者に送電できる最新のHクラス技術に10億ドル以上の投資を行ってきました。Hクラス発電はガスタービン業界で最も成長の著しい分野であり、この計画をExelonと共に進めることは非常にエキサイティングなことだと考えています。」と述べました。

GEの最新HAガスタービンは、耐久性の高い空冷ガスタービン4,500基以上に対する累積1億8千万時間以上におよぶ稼働実績と、蒸気冷却によるHクラスのガスタービンの10年におよぶ経験に基づいて製造されています。GEの技術は、長い歴史を有するアビエーション事業とグローバルリサーチセンターの経験等に基づくものです。

GEについて
GEは、世界が直面している困難な課題に取り組む企業です。人材とテクノロジーを最大限活用して、インフラ構築、電力供給、運輸や医療、金融に関わるソリューションを提供しています。日本においてGEは、より安全でクリーンなエネルギーの供給や、急速に進む高齢化に対応する医療サービスなどに取り組んでいます。これらの課題を解決するために、技術革新を進め、ステークホルダーと協働して、日本の再生と持続的な成長を目指しています。エジソンを創始者とするGEは、イマジネーションを大事にするとともに、実行する会社でもあります。課題解決のために行動を起こす、それがGEです。日本におけるGEの活動については、http://www.ge.com/jp/ をご覧ください。
 

GEパワー&ウォーターについて
GEパワー&ウォーターは国や地域ごとの課題を解決する、幅広い発電設備や水処理技術をお客様に提供しています。パワー&ウォーターは風力や太陽光などの再生可能資源、バイオガスと代替燃料、および石炭、石油、天然ガス、原子力エネルギーを含むすべてのエネルギー産業に関わっています。また水の供給とその品質に関して、世界で最も難しい課題を解決する先進的技術の開発も行っています。パワー&ウォーターには分散型電源、原子力、パワー・ジェネレーション・サービス、再生可能エネルギー、火力発電向け機器、およびウォーター&プロセス・テクノロジーの6つの事業部が属しています。パワー&ウォーターはニューヨーク州スケネクタディに本社を置き、GEとして最大の産業部門です。


 

<本件に関するメディアの方からのお問い合わせ先>
日本GE株式会社PR事務局 (共同PR内)担当:長瀬・朝倉
TEL:03-3571-5175 FAX:03-3571-5382 Email:[email protected]


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