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Press Release

GEヘルスケア・ジャパン、検診から精査まで、安心・安全な周産期医療をサポートする超音波画像診断装置"Voluson シリーズ"に「Voluson S10」を投入

April 24, 2016

~生まれてくる赤ちゃんの治療計画を最上級画質でサポート~
 

【2016年4月20日】
医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:川上潤)は、産婦人科向け超音波診断装置“Voluson(ボルソン)”ブランドの“Signature”シリーズの最上位機種新モデル「Voluson S10(ボルソン・エス・テン)」を、このたび発売開始します。
日本における周産期医療を支える医師不足は全国的に深刻であり、分娩取扱施設に所属する産婦人科医の1か月当たりの平均当直回数は他科よりも多く、医師一人にかかる負担は大きいのが現状です*1。このような背景の中、周産期・産婦人科分野の医師の診療を検診から精査の段階に至るまでサポートすることが可能な画像診断装置が求められてきました。
「Voluson S10」は、GEヘルスケアが2011年に発売を開始したVoluson Signature Seriesの最上位機種にあたる新製品です。周産期医療に特化したアプリケーションを豊富に搭載し、現場を支える医師の診断支援、サポートする機能の向上、ワークフローの改善による効率化を図ることで、患者にとって安心・安全な周産期医療の実現に貢献します。
「Voluson S10」は、Voluson E10とVoluson E8に採用されているプレミアム機種向けのシステムアーキテクチャ「Radiance System Architecture(ラディアンス・システム・アーキテクチャ)」で培った基盤技術をコンパクトなボディーに移植した「Voluson Core Architecture(ボルソン・コア・アーキテクチャ)」を採用しました。このテクノロジーの搭載により、基本画質の向上、および心臓や血管の血液の流れをより繊細に装置のディスプレイ上で確認できる「カラードプラ」の感度向上を実現しています。さらに、Voluson製品の強みである、3D/4D機能の性能も格段に向上しました。既に多くの施設で利用いただいているリアルな3D/4Dイメージング「HDlive」機能を始め、レンダリングのラインを自動でリアルタイムに最適化する「SonoRenderlive」機能、さらに、胎児の心臓の動きを再構築する「STIC(Spatio-Temporal Image Correlations)」機能を標準搭載するなど、周産期医療に必要な多くのアプリケーションを搭載し、日々の診療に貢献します。
GEヘルスケア・ジャパンは、本製品を通じて、産婦人科医のより的確な診断を支援し、生まれてくる赤ちゃんの健康を守ることを目指します。
*1: 日本産婦人科医会、産婦人科勤務医の待遇改善と女性医師の就労環境に関するアンケート調査報告.2015.
Voluson S10による胎児の3次元画像
Voluson S10による胎児の3次元画像

STIC(Spatio-Temporal Image Correlations)機能イメージ画像
STIC(Spatio-Temporal Image Correlations)機能イメージ画像

■「Voluson S10」製品特長
・ 最新テクノロジー「Voluson Core Architecture」を搭載
Volusonブランドの最上位機種「Voluson E10」、「Voluson E8」に搭載されている最新システムアーキテクチャ「Radiance System Architecture」で培った基盤技術を移植した「Voluson Core Architecture」を搭載。クオリティの高いイメージとカラードプラの  高感度、3D/4D機能まで基本性能を格段に向上。
・ 産婦人科に特化したアプリケーションを豊富に搭載
正確に再現されたかのようなリアルな表現のサーフェス画像を表現し、仮想光源で陰影をつけることにより、さらなる立体感を実現した「HDlive」機能、胎児の心臓の撮影画像をボリュームデータとして  保存し、一定周期の繰り返し動作を行う対象に対して一周期分の  3次元画像を再構築する「STIC(Spatio-Temporal Image Correlations)」機能、ボリュームデータ内の低輝度領域の数、容積、平均径を自動的に算出する「SonoAVCfollicle」(オプション)など、  周産期医療に特化したアプリケーションを豊富に搭載。
Voluson S10
Voluson S10

■製品概要
製品名:汎用超音波画像診断装置 Voluson S8
初年度国内販売目標:300台
医療機器認証番号:222ABBZX00198000号
※Voluson S10 は、Voluson S8 類型S10のことです。
本資料に記載された装置の製品名/薬事認証名称/医療機器認証番号は以下のとおり。
製品名:汎用超音波画像診断装置Voluson E10, 汎用超音波画像診断装置 Voluson E8
薬事認証名称:汎用超音波画像診断装置Voluson E8
医療機器認証番号:218ABBZX00100000号
※Voluson E10は、Voluson E8 類型E10のことです。

GEヘルスケア・ジャパンの超音波診断装置
当社の超音波診断装置は、現在、汎用の「LOGIQ(ロジック)」、循環器用の「Vivid(ヴィヴィッド)」、産婦人科用の「Voluson(ボルソン)」、各診療科の特定ニーズに対応する「Venue(ヴェニュ)」、ならびに2010年10月に発売したポケットサイズの「Vscan(ヴィースキャン)」の5ブランド体制で、エントリーモデルからプレミアムハイエンド機まで、医療機器のニーズにきめ細やかに応える製品を世に送り出しています。また、VenueシリーズやVscanなどバッテリー駆動の可能性と簡便性、高い機能性を誇る装置を通じて、在宅・災害医療時や、麻酔科や整形外科。リウマチ科などこれまで超音波診断装置の使用頻度が低かった分野における新たな利用機会の創出を積極的に進めています。
これらの取り組みを通じて、全てのブランドにおいて幅広い製品の投与ならびにサービスの充実を進めることで、優れた医療ソリューションの提供を図り、「人にやさしい、社会にやさしい」医療の実現に貢献することを目指します。

GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、世界が直面する困難な課題解決に取り組むGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、1982年に設立されました。国内に開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えする、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスをお届けしています。CTやMRI、超音波診断装置などの医療用画像診断から、体内診断薬、細胞解析装置などのライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現を目指します。2016年4月1日現在の社員数は約2,000名、国内に本社および54カ所の事業拠点。
ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp )。

<お問い合わせ先>
GEヘルスケア・ジャパン(株) コミュニケーション本部 ブランチャード/松井
Tel: 0120-202-021
 


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