Skip to main content
×

GE.com has been updated to serve our three go-forward companies.

Please visit these standalone sites for more information

GE Aerospace | GE Vernova | GE HealthCare 

Press Release

GEヘルスケア・ジャパン、高性能な小型全身麻酔装置「Carestation600シリーズ」として「Carestation650」と「Carestation620」の発売を開始

February 09, 2016

~クラス最小化*1 を実現、ハイブリッド手術室など限られたスペースで麻酔医の作業をサポート~
 

医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:川上潤)は、小型でありながら、高機能を有した全身麻酔装置「Carestation650 (ケアステーション650)と「Carestation620(ケアステーション620)」の2機種の販売を開始します。
先進医療や高度医療の発展とともに、CアームX線診断装置、内視鏡システム、手術支援ロボットなど、大型医療器を伴う手術症例が増えています。これらの大型医療機器は、手術室内で働く医師や看護師、医療従事者の作業スペースを奪ってしまうことが課題とされてきました。また、診療記録の電子媒体化や高度な麻酔症例に対応できるデジタル麻酔器の需要も高まっていますが、同様に高機能・高性能により大型化され、麻酔医の限られた手術スペースを制限してしまうため、患者の急変による対応処置を妨げるⅠ一要因になっています。このような背景から、限られた手術スペースにおいても対応できる、高性能で小型化された麻酔器の開発が求められてきました。
このたび発売する「Carestation600 シリーズ」は、日本市場の要望を取り入れて開発された、麻酔医の作業環境の改善に貢献する新しいタイプのデジタル小型麻酔装置です。単に小型化に成功しただけではなく、装置に搭載する医療機器や記録装置等の重量による転倒・落下等の危険防止機能や、手術室の床に這ったケーブル類の乗越えを防ぐキャスタ組込みのガード、さらには機器搭載のための豊富なマウント類のオプションを有しており、ケアステーションとしても機能します。
また、当社製全身麻酔装置のトップブランド「エイシスCS2」、「アバンスCS2」にも装備されている第二世代15インチLEDタッチディスプレイ、低流量麻酔のリスクを回避するために必要な情報やコスト情報を提供する「ecoFlow(エコフロー)」機能、術中の低酸素血症を回避し、肺保護換気をより簡便にできる「肺リクルートメント」機能なども搭載しており、より安全な麻酔管理をサポートすることを可能にしました。
GEヘルスケア・ジャパンは、高性能かつ小型の「Carestation600シリーズ」投入により、「麻酔科医にやさしい」医療の実現に貢献することを目指します。
*1:当社麻酔器における最小サイズ
Carestation 650
Carestation 650
*写真は、オプション品を含みます。


■「Carestation650」 「Carestation620」製品特長
高性能ながらクラスで最小化を実現
Carestation 650 : 幅635*mm × 奥行650*mm × 高さ 135 mm
Carestation 650C: 幅800 mm × 奥行685 mm × 高さ 101.4mm
Carestation 620 : 幅635*mm × 奥行650*mm × 高さ 135 mm
*)フットプリント

  • 第二世代15インチLEDタッチディスプレイ 
    当社製全身麻酔装置のトップブランド「エイシスCS2」、「アバンスCS2」にも装備されているタッチディスプレイを搭載
  • 「ecoFlow(エコフロー)」機能 
    低流量麻酔のリスクを回避するために必要な情報やコスト情報を提供
  • 「肺リクルートメント」機能 
    術中の低酸素血症を回避しながら、より簡便に肺保護換気を実現


■製品概要
製品名: Carestation 650, 650C, 620
薬事販売名称: Carestation 600 シリーズ
発売日: 2016年1月27日(水)
初年度国内販売目標: 200/50台
医療機器承認番号: 22700BZX00422000
■本資料に記載された装置の販売名/医療機器認証番号は以下の通り
Carestation600シリーズ 販売名/医療機器認証番号

GEヘルスケア・ジャパンの全身麻酔装置
当社は現在、「エイシスCS2」「アバンスCS2」「Carestation600シリーズ」「エスパイアView」「エスパイア7900」「エスパイア」「エスティバMRI」の7ブランド体制で、フルデジタルの高性能機種からエントリーモデル、MR対応麻酔器まで各医療機関のニーズに最適な全身麻酔装置を展開しております。
当社は、今回発売する「Carestation600シリーズ」を上位、中位機種と位置づけ、大学病院や地域基幹病院などの大病院から一般病院まで幅広い医療機関での治療および手術環境の向上に貢献することを目指します。

GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、世界が直面する困難な課題解決に取り組むGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、1982年に設立されました。国内に開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えする、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスをお届けしていますCTやMRI、超音波診断装置などの医療用画像診断から、体内診断薬、細胞解析装置などのライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現を目指します。2016年1月1日現在の社員数は約2,000名、国内に本社および54カ所の事業拠点。
ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp )。

<お問い合わせ先>
GEヘルスケア・ジャパン(株) コミュニケーション本部 ブランチャード/松井
Tel: 0120-202-021
 


business unit