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Press Release

GEヘルスケア・ジャパン、MRIの新製品発売

November 24, 2016

~MR検査を行う、受ける、診る、すべての人のニーズに応えるワイドボア 1.5T MRI~    
 

医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:川上潤)は、患者さん、検査者(技師)、読影者(医師)というMR検査に関わる全ての人のニーズに応える新しい1.5T(テスラ)ワイドボアMRI(磁気共鳴断層撮影装置) 「SIGNA Voyager」(シグナ ボイジャー)を11月24日(木)より販売開始します。この製品は、GEヘルスケア・ジャパンのエンジニアを含め世界中のスタッフが、日本のお客様を中心とした各国のニーズを取り入れ開発しました。国内の総合大型病院や地域中核病院などの、高性能MRIを必要としかつ収益を重視する専門性の高い施設、また1.0Tや1.5Tからの買い替えを検討している施設を主要ターゲットとして販売開始します。
MRI検査で患者さんが感じる苦痛に、「せまい」「音がうるさい」「じっとしているのが辛い」という点が挙げられます。この度発売しますSIGNA Voyagerでは、ガントリー口径、テーブル幅や最低高、撮影時の音量などに配慮したデザインを採用。また高度な動き補正技術により、患者さんが動いた場合でも、動きの影響を最小限にして撮影をすることができる機能を採用するなど、検査を受ける患者さんの負担を軽減し、より快適な検査環境を提供します。さらに、患者さんの撮影のためのセッティングから、撮影時間自体と撮影後の画像処理までの時間を短縮できる技術により、検査のワークフロー全体の効率化をサポートします。
GEのワイドボア1.5T MRIが目指したもの―その答えが、検査を行う、受ける、診る、すべての人のニーズに応えるSIGNA Voyagerです。

1.5T(テスラ)ワイドボアMRI(磁気共鳴断層撮影装置) 「SIGNA Voyager」(シグナ ボイジャー)
【製品特長】
■ 3つの“ワイド”: ワイドボア・ワイドテーブル・ワイドカバレッジで患者さんにより快適な検査環境を提供
SIGNA Voyagerは70cmの広い開口径はもちろんのこと、患者さんの快適性とセッティングの容易性も考慮して、テーブル幅を56cmに拡張。また検査テーブルの最低高を52cmまで下げることで高齢の患者さんでも乗り降りしやすくなりました。さらに、スキャンの最大撮像領域も、従来品同様一度に広範囲の撮像が可能な50cmとなっており、3つの“ワイド”が患者さんにより快適な検査環境を提供します。
■ MR検査に関する多くの課題を解決:MR検査においては、撮影を担う診療放射線技師や臨床検査技師、撮影画像を診断する医師、また検査を受ける患者さんそれぞれにとっての“課題”が存在します。本製品は、その中でも特に改善要望の高い以下の4つの課題を解決する技術を搭載しています。

  • 撮像中の患者さんの動きによるアーチファクト(ノイズ)を低減し、撮像時間の延長が不要な高度な体動補正技術PROPELLER(プロペラ)3.0
  • もう、うるさくない。音のしない*1 MRI検査を提供するSILENT SCAN(サイレントスキャン) 
    *1:検査環境音+3dB以下
  • 従来、脂肪抑制が効きにくい部位でのアーチファクトを軽減するIDEAL(アイディアル)機能により、均一かつ広範囲の脂肪抑制画像を提供
  • 金属インプラント*2によるアーチファクトを低減するMAVRIC-SL(マヴリック エスエル) 
    *2:MRの条件付きで承認された整形領域向け金属デバイス(非能動型の整形金属インプラント

これらの機能は、臨床現場ですでに使われており、それぞれ高い評価を得ています。
■ 効率的な検査を可能にするワークフロー
患者さんセッティングから、撮影終了後の画像処理まで、検査のワークフローを効率化
テーブルサイドに触れるだけで、ランドマーク(撮像中心設定)が完了する「インテリタッチ」により、患者さんセッティングが簡単になりました。また1回の撮像を行うことで、T1強調画像やT2強調画像を含む、7つの異なるコントラスト画像を取得できるアプリケーション「MAGiC」(マジック)を搭載。これにより、検査時間短縮による検査効率と質の向上等、今後のMR検査を変えていくことが期待されます。
さらに、新しい画像再構成コンピュータを実装することにより、従来5千枚程度/秒の画像再構成能力だったものが、10倍以上(業界最速*3の6万3千枚/秒)の能力を発揮。近年増加している高分解能3Dボリュームデータも撮像直後に画像を確認(読影)することが可能になりました。
尚、SIGNA Voyagerは、検査から診断までのトータルワークフローを効率化する新たなGE のMR共通プラットフォーム「SIGNA Works」を採用しています。
*3:2016年10月現在 1.5Tワイドボア各社の公表データシート及び新医療2016年7月号のMRI仕様一覧に基づく比較
■ GE 最先端のMRハードウェアテクノロジー
MRの能力を決めるハードウェア 3要素である、静磁場均一性、傾斜磁場、RFそれぞれそれに最新のテクノロジーを搭載
その中でも高画質を支える最も重要なハードウェアはマグネットです。SIGNA Voyagerは、ワイドボア1.5Tの中で他社も含め最も優れた0.4ppm(40cmDSV)の静磁場均一性*4を有することで局所から広範囲まで高画質を実現します。この優れた静磁場均一性は、特に頭部をはじめ、多くの部位で求められる高画質のDWI(拡散強調画像)や広範囲でかつ均一な脂肪抑制撮像に大きく寄与します。
*4:2016年10月現在 1.5Tワイドボア各社の公表データシート及び新医療2016年7月号のMRI仕様一覧に基づく比較
製品概要
製品名: SIGNA Voyager
薬事認証名称: シグナVoyager
発売日: 2016年11月24日(木)
医療機器認証番号: 228ACBZX00009000

GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、世界が直面する困難な課題解決に取り組むGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、1982年に設立されました。国内に開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えする、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスをお届けしています。CTやMRI、超音波診断装置などの医療用画像診断から、体内診断薬、細胞解析装置などのライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現を目指します。2016年4月1日現在の社員数は約2,000名、国内に本社および54カ所の事業拠点。
ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp
 


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